今さら聞けないtypescriptのtsconfig.jsonについて
使っていたtypescriptのバージョンが古かったこともあり、今まで下のような形でターミナルからコンパイルしていた。
# xxx.tsはtypescriptのファイル名 # ../_buildは出力先のディレクトリ tsc xxx.ts -w --removeComments --outDir ../_build
最近、typescriptのバージョンアップをする機会があり、久しぶりにリファレンスをのぞいてみたらtsconfig.jsonという便利なファイルを発見した。
どうやらコンパイルするときのオプションを設定することができるようだ。
{ "compilerOptions": { "outDir": "./_build", // 出力先のディレクトリ "removeComments": true, // コメントアウトを削除するか }, // コンパイル時にインクルードするファイル群 "include": [ "./_src/*" ] }
上のようにtsconfig.jsonを設定すれば
tsc -w
というwatchオプションのみで完結するようになる。
この際だからwatchオプションも省きたいなと考えたところ、マニュアルにはなかったが、
{ "compilerOptions": { "outDir": "./_build", // 出力先のディレクトリ "removeComments": true, // コメントアウトを削除するか "watch":true }, // コンパイル時にインクルードするファイル群 "include": [ "./_src/*" ] }
とwatchオプションをつけて
tsc
とだけコマンドを叩いたら、ファイル変更を監視しながら自動コンパイルしてくれるようになりました。
めっちゃ便利じゃーないっすか!